効率Tips028 貸借対照表はひとつでOK

弥生会計では、個人事業主についてはひとつの会計データで事業・不動産、
農業・不動産のように兼業の設定をすることができます。

不動産所得を一括して記帳できる

ひとつの会計データで一括に帳簿をつけて、一般決算書・不動産決算書のように
複数の青色申告決算書を作成できるので大変重宝します。

不動産所得分について別集計で損益計算書を作成できる

しかし、ちょっと厄介な事があります。

損益計算書については、勘定科目の体系が一般・不動産と部門管理のように
分かれているので、それぞれを集計することができますが、貸借対照表については、
同じ勘定科目を使っているので、一般用で集計する項目、不動産用で集計する項目がそれぞれ二重になっています。

同じ貸借対照表のために、事業と不動産と両方設定する

同じ数字を出すのに、いちいち両方の設定をするのも面倒ですよね。

      ★★★  そこで、このTips!  ★★★

貸借対照表はひとつでOKです。

一般用や農業用の集計項目に、不動産固有の集計項目を追加しましょう。
「未収賃貸料」や「保証金・敷金」などを、一般用などの項目設定で追加し、
なるべく「その他資産」や「その他負債」が少なくなるようにします。

決算書を印刷するときの画面で「不動産所得用紙の貸借対照表を空欄で印刷する」に
チェックを入れると、不動産所得用の青色申告決算書では貸借対照表が空欄で
出るようになります。

「不動産所得用紙の貸借対照表を空欄で印刷する」にチェックを入れる
不動産用の貸借対照表は空欄で出力される

空欄で出せるということは、
不動産用の貸借対照表は集計の設定を省いて構わないという事です。

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